フレームごとに異なる特徴や機能性を、BCPCは素材を変えることで引き出しています。BCPCのアイウェアをかけてみて、「かけやすい」あるいは「軽い」と思ったら、使われている素材をチェックしてみてください。
チタン/βチタン
チタンは銀灰色の金属で、不純物をほぼ含まない純チタンと、チタンの長所を活かすために他の元素を添加させたβチタンなどが主流です。
鉄と比べると、重量は60%の軽さ、強度は2倍にもなる軽くて丈夫な金属で、錆びにくく人にやさしい素材です。
また、やわらかいバネ性も持ち合わせるため、スリムなデザインでも強度を保つことができ、軽くてかけ心地のいいアイウェアに仕上げることができます。
BCPCのすべてのアイウェアは日本の工場で作られています。ご購入いただいた製品を、より永くいい状態でお使いいただくために、以下のご使用またお手入れ方法をよくお読みください。
ご使用について
・素材に関わらず、フレームもレンズも熱に弱いです。車内に放置したり、高温の場所やものなどに近づけないでください。入浴時、特に温泉は泉質などでフレームとレンズが傷む恐れがありますので、外して行ってください。
・フレームのかけ外しは、かならず両手で行ってください。片手でかけ外しを繰り返すと、フレームの変形や破損の原因となります。
・フレームを使わないとき、また持ち運ぶ際は、付属のメガネ拭きでレンズをくるみケースに入れてください。フレームを一時的に置く際は、レンズが上を向くように置いてください。レンズを下に向けて置くと、キズがつく原因となります。
フレームのお手入れ
付属の柔らかいメガネ拭きで、ご使用後または定期的にフレームを拭いてください。定期的なお手入れをしていただいても、フレームが肌に触れることで付着する汗・化粧品・整髪料などの汚れが、どうしてもご使用されるうちにメガネ拭きが届かない部分に蓄積され、フレームの劣化に繋がります。そのため定期的なクリーニングとメンテナンスをおすすめします。
レンズのお手入れ
汚れが付いたままレンズを拭いてしまうとキズがつく原因となります。まずは流水で洗ってください。レンズのコートは熱に弱いので、必ず冷たい水で行ってください。化粧品や整髪料、皮脂などの汚れは薄めた中性洗剤で洗浄するときれいに落ちます。その際、固形石けんは絶対に使用しないでください。水分が残るとレンズを傷める恐れがありますので、洗ったあとは必ず完全に水分を拭きとってください。
また、メガネ拭きが汚れた状態でレンズを拭くと、メガネ拭きに付着しているホコリや砂などでレンズにキズがつく恐れがあります。メガネ拭きはお洗濯可能なので、こまめに洗ってご使用ください。
BCPCの直営店にお持ち込みいただければ、超音波洗浄と、ノーズパッドやパーツ交換などの適切なメンテナンスが可能ですので、お気軽にご相談ください。全国の正規取扱店でもこれらのサービスを受けることは可能です。
お顔のサイズとつくりに合ったサイズのフレーム選びはとても大事です。どのサイズのフレームでも大丈夫、ということは決してありません。それぞれのお顔サイズに合うよう、BCPCは様々なサイズのフレームを取り揃えています。
ブリッジについて
ブリッジとはレンズとレンズを繋いでいる、鼻にかかる部分の名称です。
PDについて
PDとは瞳孔間距離(Pupillary Distance)のことで、右目の黒目の中心から左目の黒目の中心の距離です。お顔サイズだけでなく、このPDもフレームサイズを選定する際に必要となる重要な数値のひとつです。
テンプルについて
テンプルは、左右の耳にかける2本の長いパーツを指します。「つる」と呼ばれることもあるパーツです。
ノーズパッドについて
ブリッジ内側にある、鼻当ての小さなパーツです。素材はアセテートや金属など、またフレーム本体に接着されていたりネジで固定されていたり、デザインによって異なります。
サイズ表記について
テンプルの内側に記載されている「49□18-140(例)」という3つの数字にも、それぞれ意味があります。「49」はレンズのサイズ、「18」はブリッジのサイズ、「140」はテンプルの長さ、を表しています。この3つのサイズも、お顔に合うフレーム選びの際に重要な数値となります。